三芳野神社から歩いて10分程で、
川越氷川神社に到着しました。
まず、何といっても大きな鳥居に
圧倒されます。
高さは15メートル。
大きな鳥居と言えば明治神宮が
思い浮かびますが、高さは12メートル
なので、川越氷川神社の方が
高いことになります。
扁額の文字は勝海舟のもの。
鳥居をくぐると、拝殿前には
参拝者の列が出来ていました。
今回、川越を巡った中では、
お寺なら喜多院、
神社なら川越氷川神社が
一番多いです。
人気の秘訣はやはり、縁結びの神社として
知られているからではないでしょうか。
氷川神社ということで、御祭神は
素盞嗚尊と奇稲田姫命の夫婦の神様は
もちろんですが、奇稲田姫命の親神である、
脚摩乳命(あしなづちのみこと)と
手摩乳命(てなづちのみこと)の夫婦神様も
祀られています。
さらに、素盞嗚尊と奇稲田姫命の子孫で、
縁結びの神として知られている、
大己貴命も祀られています。
御祭神には2組の夫婦神様がいることになるので、
より、夫婦円満・縁結びの御神力が強まっている
ように思われます。
拝殿にて参拝の後は、左隣の八坂神社で
お参りしました。
案内板によれば、寛永14年(1637)に
江戸城二の丸に東照宮として建立したものを
明暦2年(1656)に川越城内にあった三芳野神社の
外宮として移築され、明治5年(1872)に現在の地に
八坂神社社殿として移築されたと記されています。
ちなみに、川越氷川神社の創建は大変古く、
古墳時代の欽明天皇2年といわれています。
三芳野神社よりも古くからあることになりますね。
こちらの御祭神も素盞嗚尊・奇稲田姫命なので、
お参りすれば、更に縁結びの念押しといった
感じですね
参拝後、社務所にて御朱印をお願いしました。
こちらでは、川越氷川神社と八坂神社の2つ
書いて頂けるので、2つともお願いしました。
出来上がりには時間がかかりそうなので、
境内を散策することにしました。
すると、社務所の近くに、
柿本人麻呂神社を見つけました。
なんで、柿本人麻呂の神社がここにあるのかって
思ったら、直系の子孫である、綾部氏が戦国時代に
川越に移住してきた際に、この地に氏神として
祀ったという経緯からのようです。
絵馬のトンネルが気になったので、
行って見ると、その先には
御神木がありました。
案内板によれば、樹齢は約600年。
平成23年の台風で幹先10メートル程の部分が
倒れてしまいますが、幸い社殿にも当たらず、
参拝者にも被害がなかったとのこと。
現在は御神木保護のために、
まわりを歩くように、
石の道が出来ています。
社務所へ戻り、御朱印を拝受しました。
こちらへ来るのは3回目ですが、
前回来たときは、神前結婚式で忙しいので、
本日は対応できませんとのことで、
書いて頂けなかったことがあったので、
良かったです。