森のリクエストで、
でお世話になった、編集長のMさんと
MさんつながりのRさんの計3名で、
大田区を中心に御朱印ツアーに
行くことになりました。
まずは、羽田神社に。
京急空港線・大鳥居駅改札前に集合し、
目の前の産業道路を多摩川に
向かって歩くこと5分ほどで、
羽田神社に着きました。
この日はちょうどお祭りの日だったようです。
屋台に囲まれた参道を歩くと、
左手に手水舎がありました。
そこに牛がいるのが気になりました。
これは、当社の創建にかかわることで、
今から約800年ほど前の鎌倉時代に、
当地の領主・行方与次郎(なめかたよじろう)が
牛頭天王を祀ったことから来ています。
当社の隣にある真言宗智山派「自性院」の
境内に牛頭天王社として祀られていたものが、
明治の神仏分離令により自性院から独立し、
八雲神社と称していましたが、
明治40年(1907)羽田神社と
改称して現在に至っています。
御祭神は須佐之男命・稲田姫命の夫婦神です。
そんなところから、縁結びの御利益が
あるといわれ、また牛頭天王と須佐之男命は
同一視されていて、厄除け、病気平癒の
御神徳があることでも知られてます。
江戸時代には徳川家・島津家・藤堂家
などが篤く崇敬し、
特に、文久元年(1861)に
疱瘡(天然痘)が蔓延した際には、
13代将軍家定が病気平癒祈願に
参詣したといいます。
どっしりと落ち着いた感じもあり、
初々しさもあるような社殿は
昭和63年(1988)に新しく建てられ、
平成18年(2006)には塗り替えられたそうです。
参拝の後、社殿左手にある富士塚へ行きました。
案内板によれば、明治初期に築造された、
大田区で唯一の富士塚とのこと。
実際に目の前にすると、
けっこう高く見えるので
登りたくなりますが、
崩落につき登山禁止!
と注意書きがありました。
富士講の名前で「木花講社」
というのは初めて見ました。
富士塚の傍には、
「夫婦擬宝珠」がありました。
東北震災で石燈籠が倒れた際、
擬宝珠が夫婦のように寄り添って
落下していたものをお祀りしています。
御朱印と御朱印帳を頂きたく、社務所へ。
残念なことに、限定御朱印帳は売り切れてました!
午前中に来たし購入できるだろうと
思ってましたが、初日に即日完売だったらしく、
転売目的で何冊も買った人がいたそうです。
あきらめて、通常のもの(それだって、色もデザインも良い)
を購入して、羽田神社と富士塚の御朱印を書いて頂きました。
御朱印にもありますが、
富士塚は大田区の文化財に指定されてます。
目的は限定の御朱印帳でしたが、
(おいおい)
平成27年から始まった、
富士塚の御朱印を頂けたので、良かったです。