飲み仲間の方から、初日の出を見に行こう!
と誘われ、4人で車に乗って、茨城県の
大洗磯前神社へ行くことになりました。
行った日は1/3。
「元旦じゃないから、初日の出じゃないじゃん」と
森がぼやいたら、
「その年に初めて見る日の出が初日の出じゃん」と
Mみさんに言われ、そうかと納得した。
と、そんな年明け3日目ですが、日の出スポットである
「神磯の鳥居」前には、日の出を見ようと沢山の
人が集まってました。
徐々に太陽が昇り始め、うっすら明る
くなってきました。
海面から、ひょっこり顔を出す日の出とはなりませんでしたが、
これはこれで、なんだか有り難い気持ちになりました。
時間もたって、ぴーかんに晴れ渡った神磯の鳥居。
日の出を見た後は、参拝しに行きました。
大きな一の鳥居。
全体を上手く撮れる場所を
探してるうちに、ガルパンのステッカーが
貼ってあるのに気づきました。
ガルパンは「ガールズアンドパンツァー」の略で、
戦車での模擬戦を武道として競い合う、女子高生たちの物語
なんですが、森はまだ一度も見たことないですが、
これを見ただけで、あーっホントに大洗はガルパンの町
なんだなあと気づかされました。
さて、先に進むと二の鳥居がありました。
こちらも大きくて立派なものです。
扁額の文字は一・二同じく、
二品親王熾仁書とありますが、
これは有栖川宮 熾仁親王(たるひとしんのう)
揮毫によるもの。
目の前の長い石段を登ります。
と、石段の前には海風の影響か、風化した
狛犬がいました。
まだまだ現役で活躍中です。
途中で振り返って見ました。
神磯の鳥居は目の前の大洗海岸の右手あたりにあります。
三が日ということで、出店がありました。
出店で見づらくなっちゃってますが、
備前焼の狛犬がカッコよくて、出来るだけ近くで
見ました。
神門を越えると、拝殿があり、その前には
茅の輪がありました。
紙垂の代わりに、人型がつけられてるのは、
初めて見たかもです。
参拝します。
参拝後、社務所に行って御朱印をお願いしました。
オリジナルの御朱印帳もあり、
日の出の限定御朱印帳もありました。
御朱印拝受。
初詣の判は嬉しいですね。
あと、クリアファイルも付いてきました。
これまた嬉しい。
この後は、境内散策。
拝殿前には大きなガルパン絵馬があったり、
「無事に帰る」の願いのこもったカエル像があったり。
海の近くに鎮座しているからか、干支の丑のまわりに
波が描かれてます。
本殿は茅葺屋根。綺麗に刈り揃えられた屋根は
いつ見てもいいですね。
境内社がいくつかありました。
ぐるっとまわると、社務所の所に戻って来ました。
授与所の側面にはガルパンの声優さんたちの
絵馬が飾られてました。
ファンの人ならすぐにキャラと声が一致してわかるんでしょうね。
参拝を終えた帰り際、随身門の前に
大黒様と恵比寿様の木像があるのに気づきました。
当社の御祭神は
大己貴命(大黒様)と少彦名命(恵比寿様)の二柱。
六国史の一つである、「日本文徳天皇実録」に
当社の縁起について書かれているという。
斉衡3年(856)12月29日の夜に、大洗の海が光輝き、
翌朝、海辺に2つの大きな石があったという。
その石の力か、里の老人に神がかり、
「我は大己貴命、少彦名命である。
國を造り終え、東海へ去ったが、民を守るべく
再び帰って来た」という宣託があった。
二柱が降り立った地が、神磯の鳥居がある
大洗海岸であり、二柱を祀るために建てられたのが、
当社である。
大己貴命が御祭神の神社と言えば、島根県にある
出雲大社が思い浮かびますが、関東にも現れて、
こうして祀られていたっていうのは、当社を機に
知りました。
というわけで、大福をいただきたく、たくさん
撫でさせていただきました
この後は朝早く、ろくに食べていなかったこともあって、
めんたいパークで軽く食べたり、
大洗駅に寄って、ガルパンパネルをバシバシ撮ったりと、 にわかガルパンファンと化してました